どうも、Yuto(@Just_Yuto)です。
つい先日、タイで医療用大麻専門のクリニックが開業されました。
これは、東南アジアでは初めての事です。
日本人からすると、「大麻=危険ドラッグ」といった印象ですが、なぜタイ政府は大麻を合法化しているのでしょうか?
そこで、今回はこの医療大麻専用クリニックについて、まとめました!
大麻を合法にしたタイ政府の目的は?
タイ政府はマリフアナがもたらす経済効果や健康効果を強く訴えている。数十億ドルの経済効果が見込める大麻栽培に意欲的なほか、大麻オイルの抽出・精製技術や市場開拓への投資を進めている。
出典: AFPBB news
タイ政府は、大麻についての可能性をいち早く感じ取っている印象。
この2点に期待している訳なんですね。
「大麻はより経済を豊かにし、人々を健康にするパワーが秘められている」と。
クリニックでは高齢者を中心に、多くの患者が5~10ミリグラムサイズの小びんに入った筋肉痛用オイルを受け取るため待機する姿が見られ、中には重篤な症状の人もいた。
出典: AFPBB news
この専門クリニックの主な患者は、体に痛みを覚える高齢者。
現在、てんかんや多発性硬化症による痛みを緩和する事が科学的に証明されています。
このように、医療大麻は痛みを軽減する効果があります。
今後も、このクリニックは多くのタイ国民を救う、重要な役目を果たす事になるでしょう。
嗜好品としての大麻について
タイでは嗜好大麻は違法で、大麻所持で最大10年の実刑が適用されます。
これは日本と同じですね。
ちなみに、タイで大麻を製造する資格を持つのは一部だけでして、小規模農家はこのチャンスを制限されているようです。
うーん。なんだか不平等ですね。。
大麻産業の未来は…?
おそらく、日本でも医療大麻は解禁されるでしょう。
理由は、日本の厚生省がWHOの評価に準拠していおり、
そして現在、WHOは大麻についての見直しを行なっている最中だからです。
参考記事:いつ日本で大麻が合法になるのか?【大麻ビジネス最前線by高城剛】
世界各国で医療大麻が合法化されている昨今。
改良を重ね、人を救うモノにまで成長した大麻を「危険ドラッグ」呼ばわりするのは、ナンセンスです。
参考までに、アメリカでの主な大麻使用者の目的についての調査を紹介します。
米コロラド州デンバーを中心とするデンバー都市圏と、それに隣接するネブラスカ、ワイオミング両州の一部地域に住んでいる大麻使用者1258人を対象に行った調査結果によれば、大麻を使用する主な目的は「睡眠の促進」と「痛みの緩和」だったことがわかっている。また、大麻を購入した目的として「睡眠を促進するため」と回答した人は、全体の半数近く、47・2%にも上った。
大麻は、精神的および肉体的に弱っている患者を救っている事が分かります。
日本でも吸える大麻?!
現在日本では、CBDオイルという、大麻草から摘出した液体をVAPE(電子タバコ)で吸えます。
もちろんですが、これは合法です。
CBDオイルとは、大麻草に含まれる100種類以上の生理活性物質(カンナビノイド)の中の一つであるCBD(カンナビジオール)を中心に抽出したオイルです。
出典:https://mikami-naika-clinic.jp/blog/news/630/
効果は主に下記の2つ。
睡眠不足や頭痛に悩まされている方なんかにピッタリ。
Amazonや楽天では手に入りづらいので、CBDオイルをきちんと取り扱っているオンラインショップで購入するのが良いです。
公式サイト:ストレスフリーな生き方を目指す--【smile CBD(スマイルシービーディー)】
まだまだ伸びしろのある大麻ビジネス。
今後の展開にも注目です!
それでは!