どうも、ユウト(@Just_Yuto)です。
みなさん、競争社会は好きですか?
僕は嫌いです。というか、そもそも他人にあんまり関心がないので、人と競いあったりする事にも心底興味がなく、自分のやりたい事だけをとことん追求するタイプなのですが、競争社会の中で疲弊している人がたくさんいる事は重々承知しております。
そんな、憔悴し切った迷える現代人に是非読んで頂きたい本がこちら。
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こんな人にオススメ!
- 競争社会に疲れた人
- 自分らしく生きたい人
- 新しい生き方を模索している人
そしてこの本は、Kindle unlimitedを利用中の方であれば無料で読み放題なので、是非この機会に読んでみてはいかがでしょうか?
関連記事:【コスパ最強】読書がクセになる!電子書籍が読み放題のサービス「Kindle unlimited」【メリットだらけ】
はじめに: なぜ競争社会が生まれるのか?
人と同じことをしてマジョリティ(多数派)にいる限り、どうしても勝ち負けはついて回ります。けれども、人と違う自分の強みを発揮すると、ライバルは圧倒的に少なくなり、競争社会から抜け出せるのです。「人と違う強み」は「レア力」と言い換えることができます。
そもそも、人はなぜ競争社会に生きるのかというと、それは、人と同じ事をしてマジョリティに属しているからだと著者は言います。
特に日本という国では、途中で諦めたり、逃げたりする事はとても悪い事で、他人と歩幅を合わせて、程よく生きる事が美徳とされる傾向が強いです。"出る杭は打たれる"という言葉は、まさにこの風潮を表していますよね。
しかし、冷静に考えると、人生において絶対にやらなきゃいけない事なんて、"法律"と"国民の三代義務"を厳守することくらいしかないし、生まれて死ぬことくらいしか、決定づけられた運命というのは存在しないのです。
それ以外に決められたことなんてなくて、本当は自由なはずなんです。
だから、競争から外れたっていい。
他人と比べず、好きなことだけをしまくってもいい。
こんな生き方をしたい人は、是非レア力を鍛えましょう。
好きな事で生きるための、「レア力」とは?
レア力とは、文字通り、「rare(きわめて希なこと、希少なこと)」な能力を意味します。それは、他の誰の真似でもない自分だけの「好き」を追求しながら、競争のない領域で生きていく力です。そして今、そのレア力こそが求められている時代になっているのです。
大人になるにつれ、自分が本当に好きな事を忘れてしまいますよね。
でも、どんな人にでも「好きな事」ってあるはずなんです。
小学生の頃にハマったゲーム。漫画。高校の授業でやたら面白いと感じた英語。最近ハマってるカフェ巡り…
なんでもいいんです。とにかく自分の好きな事をまずは思い返す事が重要です。
そして、自分の好きな事を掛け合わせる事で、自分にしかないレア力は生まれます。
例えばこの著者の小宮山さんは、幼少期に父親からのDVを受け、中学二年生から母子家庭の中で育った方です。そこで小宮山さんはとにかく勉強をし、いい成績を修め、給付型の奨学金を貰いながら高校から大学院まで進学されたという、とても苦労されている方なのです。この生い立ちもまた、人とは違う、彼女にしかないレア力です
そしてこの僕も、中学2年で不良の道に走り、20歳でBe動詞から英語の勉強をはじめ、貯金をし、今はマレーシアの大学で勉強をしているという経歴があるので、これもまたレア力です。
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レア力を鍛える!5つの方法を紹介
ではここからさらに深掘りをしていき、どうしたらレア力を鍛えられるのか?についてフォーカスしていきましょう。
本書では、ありとあらゆるレア力の鍛え方が書かれていましたので、いくつかピックアップして以下にまとめました。
- 自分自身を分析する
- 日本を離れて海外へ行く
- 英語をマスターする
- 本を読む
- 発信する
一つずつ解説していきます。
自分自身を分析する
「あなたはどんな人間ですか?」
こう聞かれて、パッと答えられる人は以外にも多くありません。それは、自分自身と向き合っていない証拠です。これでは、自分が本当にやりたい事を見つけられませんから、まずは自己分析をしてみましょう。
自分の過去を振り返り、自分の好き嫌いや向き不向きを思い出してみてください。
周りの影響で、凝り固まった価値観や固定観念が出来上がってしまいがちですが、自分と向き合う際は、自分に正直になりましょう。
「本当は好きだったけど、親に反対されたから…周りに反対されたから…」みたいな物事が、意外とあなたのレア力を底上げするかもしれません。
僕はこのように、ブログやTwitterを通して思考を整理していますし、たびたび瞑想もしますから、「あなたはどんな人間ですか?」と聞かれてもすぐに答えられます。
関連記事:ジョブズも実践した「瞑想」のやり方や目的、メリットとは【マインドフルネス】
日本を離れて海外へ行く
コンフォートゾーン(居心地のいい楽な場所)から抜け出すことで、世の中の「常識」や「普通」のバイアス(偏見)を外すことができます。そして、自分を高めることができるのです。今いるところとは違う未知の世界へ飛び出せば、今まで当たり前だと思っていた考え方、働き方、生き方が絶対ではないことがわかります。人間の多様な可能性に気づかせてくれて、自分を新たなフェーズ(段階)へと導いてくれるのです。
家族や家族みたいな仲間がいて、日本語が通じる日本は本当に快適な国だなぁと、マレーシアに来てからつくづく思います。
しかし、自分にとって居心地のいい場所(コンフォートゾーン)に居続けても、新しい自分に出会うことは出来ないんですよね。
あえて誰も知り合いのいない国で1から生活を始めてみると、色々な人間ドラマがあって、その中での気づきというのは、計り知れないほどの価値があると思っています。また、孤独な時間が多いですから、自然と生き方や思考を考えるようにもなりました。
著者は海外生活を勧めていましたが、僕個人的には、住み慣れた街を離れて生活をはじめてみるのも、環境を帰るという意味では良いアクションだと思います。
関連記事:手っ取り早く人生を変える方法は、環境を変えるしか無いと思う話
英語をマスターする
著者は、"何か得意とする専門性に英語をプラスするだけで、給料や待遇が格段に良くなる可能性が高まる"と述べていました。
実際に、英語力と年収には相関関係があるという研究結果はいくつも存在します。
全国の1000人に語学力と本人の年収を調査したところ、年収700万円以上の人は約半数(48.7%)が英語での日常会話や読み書きが出来ると回答しました。年収500万円から700万円未満の人では34.0%、年収500万円未満では22.4%となり、英語力と年収の明らかな相関が見られる結果となっています。
出典:株式会社キャリアインデックス
本書でも、自国で英語を独学し、アメリカのIT企業で働くカンボジア人がチラッと紹介されるのですが、英語を身につけることで、海外で働くという選択肢が増えるわけですから、英語学習はなかなかに費用対効果の高い自己投資だと言えます。
参考までに、僕が社会人時代に独学で英語を勉強した方法に関する記事を以下にご紹介します。
関連記事:【忙しい社会人向け】効率重視の英語学習アプリ3選【体験談】
関連記事:英語脳を効果的に鍛えるなら、多読がおすすめ【本の紹介】
本を読む
読書をしない人が増えている時代こそ、読書体験への投資を惜しまず、数ある学びの中でも読書は特に優先する。そういう人は、今後ますます希少性が高まるでしょう。
「社会人の47%は全く読書をしない」「社会人の37%は月1〜2冊しか読書をしない」と言われている現代。
月10冊は本を読む僕からすると、驚きです。
関連記事:【読書】月10冊の本を読むための方法とコツ【速読術】
著者は、1日2冊は本を読むそうで、「読書体験というのは、学びの宝庫。1冊読むだけで多くの信頼できる知識と情報を得られるだけでなく、自分の思考も鍛えられる。」と述べています。
読書する人が少ない現代で、あえてたくさん本を読むことも、レア力を鍛える一つの方法です。
発信する
好きなことや趣味を追求している人。テーマを持って生きている人。生き方、働き方、考え方で共感を呼ぶ人。誰もやったことがないような体験にチャレンジする人。過去の辛い経験、挫折、失敗を堂々と告白している人。そういった人たちが発信する、読みたくなる情報、人の役に立つ情報に、注目が集まりやすい時代になっているのです。
こんなにネットが普及し、一人一台スマホを持っている時代です。自分の思考や生き方をガンガン発信しましょう。
実際、僕はこうしてブログやTwitterで発信をしていますが、読者やフォロワーさんからメッセージを頂いたり、実際にお会いしてご飯をご馳走になったりしたことは何度かあります。
こういった出会いは、実はインターネットが普及している今の時代ならではの、最先端な出会いなのです。
上記ツイートの通りですね。
レアな生き様をSNSで発信して、同じくレアな思考を持つ人と繋がれるSNSは上手に使いこないたいです。
まとめ:レアに生きて、競争から抜け出そう
今回紹介した、『レア力で生きる 「競争のない世界」を楽しむための学びの習慣』は、競争社会に疑問を抱いている方や、自分らしく生きたいと考える方にピッタリな一冊だと思いました。
今までの常識を疑い、周りの目を気にすることを辞め、好きなことで生きていたい。現代人の多くが密かに願う、"憧れの生き方"を具現化するためのヒントが、この本には隠されていました。
無料で『レア力で生きる「競争のない世界」を楽しむための学びの習慣』を読もう
ちなみに、私はKindle unlimitedを利用しているので、この本を無料で読みました。
「Kindle Unlimited」とはAmazonのサービスで、ざっくり説明すると、月額たったの980円で12万冊以上の電子書籍が読み放題になるサービスです。
私は月に10冊ほど本を読みますが、このサービスのおかげで月の読書代は千円以内に抑えることができています。オススメですよ。
関連記事:【コスパ最強】読書がクセになる!電子書籍が読み放題のサービス「Kindle unlimited」【メリットだらけ】
今回紹介した本 『レア力で生きる「競争のない世界」を楽しむための学びの習慣』
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