人生逆転のマレーシア留学

何もなかった男が、人生逆転するまでの軌跡を綴ります。

【挑戦】偏差値30台で不良少年だった僕が、大学留学をしてみた【マレーシア留学】

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どうも、ユウト@Just_Yuto)です。

「偏差値30台」だの「不良少年」だの、痛々しいタイトル失礼しました。 

 

僕は、2019年10月頃から、22歳にしてマレーシアで留学を初め、語学学校を終え、そして2020年5月から大学の授業が始まり、つい先日に今学期の最終試験を終えました。

 

来週からテストが始まるので、死ぬ気で勉強しています。

しかし、20歳までbe動詞すら知らなかった非行少年が、英語で授業を受け、理解し、そしてテストに挑むなんて、我ながら凄い事してると思うんです。自分の努力次第でなんでも出来るって事を証明する為に、絶対パスしてやっから。

— ユウト@マレーシア (@Just_Yuto) August 6, 2020

 

上記は、テスト前のツイート。

今でこそ、英語にもまあまあ慣れて、マレーシアの大学で勉強をして、こうしてブログなんかで偉そうに情報発信をしていますが、しかし、元を辿れば僕は街の不良少年でした。

 

関連記事:【全部暴露します】落ちこぼれの元ヤンだった僕が、#過去10年を振り返る【人生逆転】

 

中学2年からグレて、20歳でBe動詞を勉強し始めた僕。

果たしてこんなどサンピンが、マレーシアでの大学の授業なんかついて行けたのでしょうか?

 

 

今期、マレーシアの大学で履修した5科目

コーヒー, 学校, 宿題, コーヒー ショップ, 教育, 学生, カップ, 研究, 紙, ノートブック, 学習

まず初めに、今回履修した科目を一つずつ紹介します。

これからマレーシア留学をする方にとっては参考になるかと思いますが、それ以外の方にはあまりタメにならないので、後半まで飛ばし読みしてもOKです。

 

 

明日に控えた英語のgrammarクイズで、最終試験は終わります。

・数学
・英語
・IT
・リーダーシップ
スタディスキル

この三ヶ月間で、上記の5科目を履修しました。手応えとしては、数学がとにかくダメダメで、ITや英語は割と出来た印象です。
自分の得意・不得意を知るいい機会でした。

— ユウト@マレーシア (@Just_Yuto) August 14, 2020

 

上記ツイートの通りですね。

 

 

この5科目を勉強しました。ちなみに、コロナウイルスの影響で授業は全てオンラインです。

各科目で何を学んだのかを、それぞれざっくり紹介しましょう。 

 

数学(Finite Mathematics)

僕が一番難しいと感じたのは、数学です。

勉強する範囲は、数Ⅰ〜数Ⅱがメインで、たまに数Ⅲの内容も出てきました。

 

  • 一次式
  • 二次式
  • 不等式とグラフ
  • 数列
  • 対数
  • 集合
  • 指数関数

 

上記が全てではありませんが、この辺を勉強しました。

おそらく、きちんと勉強をしてきた人にとっては大した事はないんでしょうが、僕からすると全てが初めて習う内容で、本当に辛かったです。

  

上記の記事にも書きましたが、僕の通っていた偏差値38の工業高校では、数学1•Aくらいまでしか習いませんでしたし、僕は勉強なんか一切していませんでしたから、成績はほぼビリでした。

 

そんな僕ですが、数学の授業が始まる数ヶ月前から、自分なりに中学レベルの数学と数Ⅰを独学で勉強し始めます。

 

関連記事:【夢や挑戦に年齢は関係ない】大人ですが、数学の勉強をやり直しています 

 

しかし数学のような、基礎の積み上げがモノを言う学問の前では、そんな努力は付け焼き刃でした。結果、最終テストでは「半分出来たかなぁ…」程度の手応えで、おそらく落胆はしないものの、自分の無知さや無力さをひしひしと感じ、とても悔しい思いをしました。

 

英語 (Intermediate English)

Intermediate Englishを日本語に訳すと、中級英語という意味になります。ここでは、大学生活に必要な、アカデミックレベルの英語を教わりました。

正しい英文法、エッセイの書き方、リーディングなどの勉強の他に、プレゼンの課題もありました。

 

この授業は、英語が苦手な日本人にとっては難しく感じるでしょうし、割と英語が得意な人は簡単だと感じるはずです。僕はというと、英語に関しては20歳からコツコツと勉強をし続けてきましたから、そこまで難しくは感じませんでした。

 

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IT(Computing Principles)

Computing Principlesとは、コンピューターの原理・原則を意味します。

したがって、ITの授業といっても、実践的な授業はなく、テクノロジーの役割やハードウェア・ソフトウェア、それからアプリについてなどを事細かに説明するような授業でした。日本語でも知らなかった専門的なIT用語を英語で覚える必要があり、結構難しかったです。

 

ただ、数学のように「中学・高校でこの公式を勉強したでしょ?」みたいな基礎を必要とされる事はなかったので、ITに精通していない人でも、きちんと勉強をすればある程度は理解出来ると思います。

 

もし不安な方は、日本語で一通りコンピューターの仕組みを理解すると良いでしょう。

 

 

自己啓発とリーダーシップ (Personal Development and Leadership)

「自分自身を成長させるには?」

「良いリーダーになるためには?」

 

こういった、自分の内面と向き合わせる事にフォーカスしたような授業。先述した数学やITに比べると、難易度はグンと下がります。いわゆる、楽単ですね。

 

ただ、授業終わりにはほぼ毎回ブログを執筆しなければいけない宿題が与えられます。後は、自分についての研究をエッセイにまとめたり、将来の目標をプレゼンしたり、リーダーシップについてグループでプレゼンをするなどの課題もありました。

 

この授業を通し、自分の過去や未来、それから強みや弱みを冷静に見つめ直せる事が出来たので、個人的にはとても楽しかったです。

 

スタディスキル (Study Skills)

その名の通りです。勉強のやり方、授業の受け方、人との関わり方を教える授業。

高校を卒業したばかりの、10代後半の学生にとってはタメになる授業なのでしょうが、今年で23歳になった僕からすると、当たり前のことを教わっているようで、ぶっちゃけ退屈でした。

 

ただ、英語で論文を書くときに覚えなければならない、”APAフォーマット”を教われたのはよかったです。

 

APAフォーマットとは:APAスタイルは学術論文などのアカデミックな分野の文書に使われる書式。

 

  • 文を引用した際は、引用元や著者の名前を載せなければいけない。
  • 文体は○○でなければいけない。
  • 論文の最後には参考文献を掲載しなければいけない。

 

論文を書くには、こういった細かいルールを覚える必要があり、意外とめんどくさいのです。

これらのルールを元に、論文も書かされました。それとこの科目でも、グループワークがあり、僕は「メンタルヘルス」や「違法薬物の危険性」を、グループでプレゼンしたりもしました。

授業の難易度は、そこまで難しくなかったです。

 

マレーシア留学中の、僕の1日の勉強時間

履修した授業は、上記の5科目になります。いずれも大学の勉強ですから、なかなかに大変でした。

 

僕の1日の勉強時間ですが、授業が始まったばかりの頃は一日1〜2時間でした。

そして後半につれ、一日3時間ほど勉強をするようになり、テスト前は、一日6時間以上は勉強に費やしました。

 

最初の頃は、完全に勉強をナメていましたね。そしてだんだん焦ってきて、自然と勉強をするようになった感じです。

 

中学二年生でグレてから、勉強を完全に辞めてしまい、高校は名前さえ書けば受かる工業高校に入った僕は、これまで勉強やテストと真剣に向き合った事がありませんでした。

 

授業の予習復習なんてした事が無い。テスト勉強なんて初めて。

 

今までこんな感じでしたから、今年の五月から八月までの大学生活は、本当に手探りの状態からのスタートでした。かつ、授業は全てオンラインですから、ずっと孤独で辛かったのが本音です。

ですが、そんな状況で大学の授業を受ける中で、僕は次の事に気がつきました。

 

馬鹿でも元ヤンでも、人はやれば出来る。絶対。

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これら5つの科目を勉強してわかった事は、

「ちゃんと勉強をすれば、元ヤンでも、馬鹿でも、その気になれば大学留学くらい出来る」ということです。

 

先述したように、数学はなかなかに難しかったのですが、それでもほぼ数学の知識が0の状態で授業を受け、最終的には、少なくとも半分くらいは理解出来たと思っています。

グループワークに関しても、僕以外の生徒は全員マレーシア人ですから、やはり英語力で苦労をしたものの、積極的にグループに参加する事でなんとかこなす事が出来ました。

 

僕みたいな元々ロクデナシだった野郎は、自分を強く信じて、努力を惜しまず、保証のない物事に人生を掛けるしか道はありません。

 

貧乏家庭の僕は、工場で蓄えた貯金と教育ローンという名の借金を元手に、完全に自分の力で留学をしています。英語だって、20歳でBe動詞から初めました。そう、僕は何も無いところからきた類の人間なのです。

 

僕は、こんな自分だからこそ出来る事があると考えています。その一つが、「人は誰だって、やれば出来る」という事の証明です。こうして、ブログやTwitterを通し、自分の過去や現在の留学生活を余す事なく発信しているこの活動の目的も、「やれば出来る」を証明をしたいからです。

 

やれば出来る。いい言葉ですよね。以下のキャロル・S・ドゥエックが書いた本を読んで感銘を受けてから、「やれば出来る」が僕の口癖になっています。

 

 

もちろん、まだまだ大学生活は始まったばかりです。気を抜かずに、僕は今後とも、色々な事に挑戦しては発信するつもりです。ぜひこのチンピラを、暖かい目で見守って頂ければ幸いです。

それでは。

 

 

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