どうも、ユウト(@Just_Yuto)です。
ぼくのツイッターには、たびたび「マレーシアの大学で一番レベル(学歴)が高いのは、どこの大学ですか?」などといった質問が届きます。
どうやら、日本は学歴社会であり、就職時の「学歴フィルター」という存在に脅かされ、それを危惧してか、大学名だけで学校を選んでいる方が多い様子で、ぼくに寄せられる質問も、これが原因なのでしょう。
しかし、ぼくはそう言った学歴至上主義は、どんどん淘汰されていくと考えていますし、これから、マレーシアやらアメリカやらの諸外国に留学をするなら、大学名よりも専攻学部を重視して選ぶべきなのではないかと、思っているのです。
有名大学のザコ専攻vs無名大学の実用的な専攻
上記のツイート通りです。
- 有名大学のよく分からない学部(たとえば、文学や哲学、美術や音楽など、控えめにみても、就職に有利では無さそうな学部)を専攻した大学生
- 無名大学ではあるが、きわめて実用的な学部(たとえば、会計学やコンピューターサイエンス、AIなど、スキルが身につく学部)を専攻した大学生
この両者であれば、おそらく、後者の方が社会的需要は高いのは、いうまでもないでしょう。
タイトルに沿って、「有名大学のザコ専攻vs無名大学の実用的な専攻」を、就職という一般的観点から見て吟味すれば、"無名大学の実用的な専攻"の方に、軍配が上がります。
海外の大手IT企業は、学歴採用などしていない
アメリカのGAFA(Google・Apple・Facebook・Amazonの総称)を見てみると、一目瞭然なのですが、そもそも、「学歴フィルター」や「学歴採用」という概念が、存在しません。
採用の際に重視される事は、「何が出来るか?」に尽きます。
もっと詳しい採用条件を説明すると、テクノロジー時代を担う「IT技術」のほかに、「時代性」や「期待値分析」が求められると言います。
この3つが揃っていれば、たとえ中卒や高卒でも、極論、GAFAに入社できるという事です。
日本という国は、悲しいかな、アメリカの弟分みたいなもので、「アメリカの後追い」「今のアメリカの現状が、5年後の日本の姿」と、しばし揶揄されますが、これは意外と事実で、日系企業もまさしくアメリカの後を追うようにして、"働き方改革"やら"採用条件"やらをジワジワと変えていくのではないかと、ぼくは思っています。
GAFAのはたらき方を、一度知ってみると、未来のはたらき方を覗き見しているみたいで面白いですよ。
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就職に強い、実用的な専攻とは?
では、就職に有利な専攻とは何だろうか?と考えると、まず挙げられるのがIT系の専攻。
言うまでもなく、今はテクノロジーの時代ですから、日本のみならず、海外就職もし易いでしょう。
文系だと、会計学が挙げられます。
会計を専攻する事で、専門的スキルが身につきます。第二言語として英語を喋る我々アジア人でも、比較的、海外就職がしやすいと言われています。
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その他にも、最近は、看護師や保育士が世界中で不足しているので、容易に労働ビザが取り易いです。
このように、世界情勢を常に把握しておく事は、大学選びには欠かせない事だと思います。
大学留学で専攻に雑を選ぶとどうなるのか?を語った動画
以下に、非常に参考になる動画をご紹介します。
彼らは、カナダでの大学留学を経て、現地就職を果たした日本人2名。
専攻選びの重要さを、辛口で、かつ親切に説いてくれています。
www.youtube.com
しかし、彼らはあくまでカナダ留学についてのみ、語っています。
マレーシア留学ではどうでしょうか?考察してみました。
マレーシア大学の正しい選び方
上記ツイートの通りですね。
以上を踏まえると、"海外大学のえらび方"というのが、だいぶ見えてくるのではないでしょうか?
これはあくまで、ぼくのサジェスチョンですが、
実用的な専攻を見抜く→自分が学びたい専攻を絞る→その専攻に強い大学をリサーチする
このような流れで、大学を決めるのがよろしいのではないでしょうか。
自分が社長になった時を想定するとわかりやすいですが、採用をする際、
- 大学の知名度ばかりで実用的なスキルがない人材
- 時代にフィットした、専門的スキルを持つ人材
この二者であれば、ぜひ後者を採用したいはずです。まさに、GAFAはそうですよね。
まとめ:学歴より学部を重視しよう
今回は、以上になります。
繰り返しになりますが、マレーシアでの大学留学は、学校名よりも学部を重視した方が良いかと、ここに結論づけます。
とはいえ、一般的には需要のなさそうな学部でも、「この勉強をして、こんな事をしたい」といった明確なビジョンが既にあり、それを切に願う信念があるのなら、素晴らしい将来が待っているはずです。突き進みましょう。
※あくまで今回の記事は、"イマイチ、何を勉強すればいいのか分からない人"に向けて指標になるように書いたものであります。夢に向けて勉学に励む方を中傷したり否定する気持ちは、毛頭ございませんので、ご理解ください。
ちなみにですが、ぼくは個人的に、マレーシアの大学を何校か見てまわり、各大学の強みとする専攻を直接聞き込み、当ブログでまとめています。
これからマレーシアへ大学留学する方には、参考になるかと思います。ぜひご活用ください。
それでは。
マレーシアの大学情報まとめ
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