人生逆転のマレーシア留学

何もなかった男が、人生逆転するまでの軌跡を綴ります。

マレーシアの大学で出会った先生が、ホームシックの僕を救ってくれました【留学生活】

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どうも、ユウト@Just_Yuto)です。

今週から新学期がはじまったのですが、とてもいい先生に巡り合えました。

 

 

セラピストでもある英語の先生に人生相談

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恩師となるその人は、僕の英語の先生。4〜50代くらいで、シンガポール出身の女性。

 

今日は授業初日。それぞれが自己紹介をして、授業のスケジュール確認をして、必要な教科書なんかを説明するだけなので、30分ほどで授業自体は終了。

 

しかし、授業後、僕は先生にとある相談をしました。

というのも、ここ最近の当ブログを読んで頂いている読者ならお分かりだと思いますが、僕は先週くらいからどうも元気がないです。おそらく、ホームシックなのでしょう。孤独を感じる日々で、どこか憂うつ。

 

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偶然でしょうか。その先生は、教師の他にも、セラピストやヨガのインストラクターとしても活動しているそう。

 

だから僕は、先生にこう尋ねます。

「先生。セラピストとして相談に乗ってくれませんか?実は僕、ここ最近ホームシックなんです。ずーっと憂うつで、孤独を感じます。どうしたらいいですか?」

 

すると先生は、心配そうな顔をして、

「あなたの気持ち、すごくよく分かるよ。私もイギリス留学していたからね。イギリス人ってね、週末はよくハウスパーティをするの。でも私、騒がしいのが好きじゃないからねぇ。だから一人の時間が多かった。」

 

っていうもんですから、同じく騒がしい集団が苦手な留学生の僕は、妙にこの先生にシンパシーを感じます。この先生なら、今の僕の気持ちを理解してくれるはずだ。よし、相談しよう、と決心しました。

 

英語だから、自分の弱さを話せた

不思議なもので、日本語と英語を話すときの僕では、まるっきり性格が違う。

 

日本語を話すときの僕はというと、やたら強がるし、格好つける。「寂しい」とか「辛い」とか、そんな言葉は男として決して口にしてはいけない、とさえ思っている。

 

けど英語だと、素直に自分の気持ちを伝えられる。英語はストレートな言語だ。YesなのかNoなのか、はっきりしないと相手にも伝わらない。そんな性質を持つ言語だから、話し手の性格までもが素直になる。少なくとも僕はそうです。

 

だから僕は、恥ずかしいといった感情もなく、淡々と心情を先生に伝えることができたのです。

 

ホームシックという悩みに対する、先生の意外な回答

寂しいんだ。憂うつなんだ。決して不健康な生活を送っている訳ではない。十分な睡眠をとってる。格闘技だってやってるから、運動不足なわけでもない。友達だっている。側からみれば、すこぶる元気なのかもしれない。でも何故だか、ずっと孤独を感じるんだ。ホームシック。日本にいる家族や仲間が恋しい。

 

こう伝えた僕に対する先生の答えは、意外なものでした。

 

「よし、分かった。ユウト、私のヨガ教室に来てみない?そこにはあなたの未来の友達がいる。あなたは一人なんかじゃないわ。」

 

ヨガの事はそれなりに知っている。自分の心を鎮める効果があるとかなんとか。それこそ、僕がたまにする瞑想だってヨガの一つだ。

クラブだの、飲み会だのでどんちゃん騒ぎするのに疲れた僕にとって、ヨガは性に合ってるかもしれない。

 

僕は二つ返事で、「行きます!」と答えました。という事で、僕は来週から、ヨガを習うことになったのです。

 

そして、先生は僕にいくつかのヨガを教えてくれました。

呼吸法やらストレッチやら、基本的なヨガの動作を、実際に先生と一緒に、授業後の教室の中でポーズを取りながら教わったのです。先生によると、これらのストレッチを毎日30分くらいするのがベストだそう。頭のモヤモヤが取れ、自分のやるべき事に集中できるから、ストレス解消のみならず、作業効率も上がるとの事。

 

「なるほど、メディテーション(瞑想)に似てますね!」と僕が言うと、先生は、「そうよ、瞑想と効果は似てるわ。私たちはこれを、ムービング メディテーション(動く瞑想)と呼ぶのよ」と教えてくれた。

 

動く瞑想かぁ。今晩でも、寝る前にやってみます。

 

最後に、「あなたが心配だわ。次の授業までカラダに気をつけるんだよ。」と心配してくれた先生、ありがとう。まだ出会って間もないですが、あなたは僕の恩師です。僕の鋭い勘がそう働いているので、間違いありません。

 

正直な気持ちを言わないと、誰にも伝わらない

先ほど、英語と日本語では僕の性格が異なる、と話しました。

英語ならストレートに気持ちを伝えられる。けど日本語だと、どうも格好つけてしまうのです。

 

しかし今回、先生がこうして僕を心配してくれてヨガ教室に誘ってくれたのは、まさしく僕が素直に悩みを相談したからです。

 

同じ相談を、日本人にできるか?と言われれば、おそらく無理だったでしょう。

建前や空気を読むといった概念がある日本語。皆まで言わなくても、相手はきっと理解してくれるんじゃないか。そう思い、ストレートに思いを伝えることができなかったりします。

 

自分の気持ちを素直に伝える。しんどい時はしんどいって言ってもイイ。

そういえば、先日の記事で書いた恋愛の話だってそう。僕が素直にならず、愛する気持ちとは裏腹に別れを告げたから、いまだに少し後悔している。

 

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自分の本当の気持ちというのは、自分自信が声に出して相手に言わない限り、誰にも伝わらないんですね。

この一件を通して、僕はこんな当たり前なことを再認識しました。

 

悩みを抱えたままにするのは、やめよう

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頑張ってる時、ちょっと無茶してる時、本気で取り組んでる時、人は悩みます。だから、今この瞬間にめちゃくちゃ悩んでる僕やあなたは、そのまま悩んで、そのまま突き進めばいいんだと思います。

 

けど、このなんともめんどくせぇ"悩み"って奴とは、丁寧に、腫れ物を扱うかのように、うまく付き合っていかなければなりません。

 

ずっと悩みを抱え込んでいると、すごくストレスだし、病んで鬱になる可能性だってあります。だから、悩みはその都度吐き出しましょう。僕みたいに、自分の弱い姿を見せたくない、っていう方は、紙に書き出すのもアリです。この前大学の研究で調べたんですが、悩み事は紙に書き出すだけでかなりストレス解消になるみたいですよ。もちろん、人に話すのもいいです。

 

しかし、一つ気をつけていただきたいのが、世の中には悪い奴もいるという事。人が弱っているところを漬け込んで、金儲けしようとしたり、欲を満たそうとしたりするクズだっています。

 

 

僕は、人間関係において、ヒョイヒョイとすぐに心を開かないようにしています。ただ、フィーリングの合う人、シンパシーを感じる人は別。今回紹介した英語の先生に関しても、フィーリングがバッチリあったし、何より自分の勘が「この人に相談すれば間違いないぞ」と働いてくれたので、信用して相談した次第です。

 

この人、大丈夫かな?と、疑いの目を持つこと。何事においても、一度疑ってみるという行為は大切ですからね。真っ直ぐに生きていれば、同じく真っ直ぐに生きている人を引き寄せます。僕と恩師のように。

 

悩み事に負けず、真っ直ぐ突き進みましょう。それでは。

 

 

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