どうも、ユウト(@Just_Yuto)です。
マレーシア留学が始まってから、なんだかんだで5ヶ月が経ちました。
よくインターネット上では、
「留学中に日本人同士でつるむのはダメです!!日本語を使ってはいけません!」
みたいなお節介を、ちらほら目にします。
なので今回は、ぼくの留学に対してのオピニオンを書こうかなと。
他人に口出ししたり、干渉したりする行為は嫌いなのですが、主張します。
留学中に、日本人同士でつるんだり日本語を話すのは悪くない
ぼくは、「留学中に日本人同士でつるんだり日本語を話しても別に良くない?」と思っています。
それぞれ理由や目的があるのに、"英語だけ話せ・日本人と連むな"と一つの型にはめてしまうのは、ナンセンス。
英語だけ使うヤツ、日本語ばっか話すヤツ、日本語も英語も使うヤツ。
色んなヤツがいてイイんじゃ無いでしょうか。
他人に干渉する必要も、される筋合いもない
そもそもですが、他人に自分の留学スタイルをとやかく言われる筋合いはありません。
両親に留学費用を出資してもらっているのであれば、口うるさいかもですが、親の言うことを多少は聞く必要があります。
そして親は、あなたにガミガミ説教をする権利があります。
しかし、ネットで意見を垂れ流す、エセ評論家みたいな人の言葉には責任がありません。(僕が言うのもなんですが…)
あなたが留学で大ゴケしようが、彼らはノーダメージです。
それならやはり、自分の好きなように留学をするべきではないでしょうか?
自分の人生くらい、自分で選ぼう
大前提として、自分の人生は自分で選ぶべきです。
それは留学先での過ごし方にも言える事です。
他人に干渉されてもブレずに、まるでボヘミアンのように自分らしく生きる。人生においてこれほど大事なものがあるでしょうか。
自分の人生を他人に踏みにじられるなんて、たまったもんじゃない。
- 「留学した癖に英語を話せないなんて、ダメな奴だ」
- 「日本語ばっか話すなんて留学費が勿体ない!」
(「 チッ、いちいちうるせぇよ…」と本音がこぼれそうですが、グッと堪えます。)
例えば、あなたが留学先で日本人とだけつるみ、ロクに英語も話せず帰国したとします。
そうすると一部の人間は、真っ赤になって上記のような文句を垂れてくるかもしれません。
でもぶっちゃけ、1円も出資していない人間のお節介なんて、クソほどどうでもイイんですよね。
どうやらこの世には、ただ他人を叩くのが好きな人が、一定数存在するみたいです。
彼らにとって、英語が話せるかどうかはかなり重要であり、留学で得れるモノは英語力だけだと思っているのでしょう。
でも僕は、英語力以外にも得れるものは沢山あると感じます。
海外で気づく、日本の良さ
これはぼくの過去ツイですが、日本を離れる事で「日本ってめっちゃいい国じゃん」と気づきます。これは、海外在住者のほぼ全員が共感するはず。
僕は留学を始めてから、より一層日本の文学や音楽が好きになりました。
クールな文化で、トイレが綺麗で、メシも美味くて、接客サービスが素晴らしい。
それでいて、モノが盗まれる事も無い。おまけに日本パスポートがあれば、世界中を旅することができる。
他の国は規制が厳しいから、入国できない場所なんかあるのに、ですよ。
もはや日本人というだけで得れる恩恵が、この世には沢山あります。
このように、挙げたらキリがないほど日本という国は魅力的なのです。
これに気付ければ、日本人である自分が誇らしいし、先人達には頭が上がらない。終いには"この国に貢献したい"などどといった、責任感や自我すらも芽生えはじめます。
「日本人として生まれた自分が出来ることは何か?」みたいな、生きる意味の模索が始まるのです。
英語はあくまでツール
そもそも、留学を始める理由なんてのは、人それぞれ違います。
英語を学びたい、海外大学で勉強をしたい、好きな国に住んでみたい、旅をしたい…などなど。
これらを達成するために共通することは、英語は必要不可欠だという点ですね。
そして同時に、英語はあくまでツールでしか無い事に気づきます。
しかしもっとも重要なのは、英語で何をするのかという事。
そうなると極論ですが、学校の授業を理解し、勉強ができて、相手とコミュニケーションが取れれば、超ブロークン英語でもなんら問題がないのです。
例外としては、語学講師や翻訳家を志す方。
これらの職業は言わずもがな、いわゆる英語のプロフェッショナルになる必要があります。
自分の将来に応じて、やるべきことを明確にする事が大切です。
留学とは、自己探求である
留学の醍醐味は自己探求だと、僕は考えています。
貨幣も言語も違う国での生活は、自分自身を見つめ直す良い機会です。
さらに語学学校や大学で勉強をするのですから、色々な「気づき」を得ます。
それはもう、お金には変え難いほどの価値があるのです。
ここで一つ、僕の好きな言葉を。作家、見城徹はこう言います。
『人間は「極」をどれだけ経験したかで、度量が決まる。真ん中を歩いている人からは何も生まれない。極端を経験してこそ、豊穣な言葉を発する事が出来るのだ。』
関連記事: 読書をする意味、人生変わる本の読み方【読書という荒野】【見城徹】
そして、ぼくはこの言葉に深く共感し、下記のようなツイートをしました。
そう、ミドルからは何も生まれないのです。
正直いうと、留学は結構ハードです。
特に、高校を卒業したばかりの10代の学生であれば、時に涙を流す事もあるでしょう。その様はある種、修行僧のようです。
しかし、それでイイんです。そういった極端な環境で生活する事で、人は成長するのです。
こう考えるともはや、英語力の高さや日本人同士でつるむ事の是非を問う行為など、本当にちっぽけに思えてきました。
留学先の勉強はちゃんとしておくべき
色々と言いましたがやはり、ちゃんと英語を話して勉強するのがイイかと個人的には思います。
というのもぼく自身、めちゃくちゃ真面目に英語を勉強していますし、友達はほとんど外国人(非日本人)です。
関連記事:偏差値30台の僕が、留学先の英語クラスを飛び級した話【マレーシア 大学留学】
しかしそれは、ぼくが好きでそうしているからであって、別に他人にこの価値観を押し付けるつもりはこれっぽっちもありません。
つまり、あんまり英語が好きじゃないなら、日本人同士でつるんでもイイのです。
うまい具合に勉強して、テストに合格して、卒業する。
そんな留学も悪くないじゃないですか。
ですが、莫大な時間とお金をかけて留学するんです。ムダにはしたくないですよね。
ぼくは自費で留学しているので別ですが、ふつうは両親や親戚から出資を受けてるのです。
やるべきことはやりましょう。
まとめ
ということで、今回は以上になります。
長ったらしくなってしまいましたが、この2点さえ理解すればOKです。
そしてお気付きの方も多いと思いますが、今回の内容は著書「嫌われる勇気」に色濃く影響を受けています。
「周りの目とかどーでもイイ。自分らしく生きようぜ」みたいなノリの本。
今回の記事が刺さった方はぜひ読んでみてください。オススメの一冊です。
自分のやるべき事に集中しましょう。
それでは!
関連記事
www.yuto-malaysia.com