こんにちは、Yuto(@Just_Yuto)です。
先日、シンガポールで社会人経験のあるマレーシア人の友達に、
シンガポールの就職事情を聞いてみました。
友人による、シンガポール就職の情報🇸🇬
✔︎学歴(大卒以上)
✔︎英語力
✔︎専門スキル
コレらがあればOK。
✅現地のコネ
✅社会人経験
この二つがあれば、尚良しとの事です。
上記のツイート通り。
友人の体験談を交えつつ、深掘りしていきます。
まず、ほぼ必須条件は下記の3点。
一つずつ順番に見ていきましょう。
学歴
学歴は、大卒以上は欲しいところです。
しかし、日本の様に偏差値や大学名はあんまり関係ないっぽくて、
それよりも大切なのが学部です。
例えば、ハーバード大学で文学部を専攻するより、
無名大学で専門性の高い学部を専攻する方が、就職しやすいなんて言われています。
日本と違い、海外企業は即戦力を求めています。
英語力
これは言わずもがなですが、英語力は必須です。
日本人相手のカスタマーサービスであれば、そこまで高い英語力は求められないかもしれません。
しかし、現地の企業に就職希望であればTOEIC800点以上は欲しいところです。
というのも、シンガポールはアジアで1〜2位を争うほど英語力が高く、英語は出来て当たり前な国です。
僕の友達の英語力がネイティブ並みに高いのも、シンガポールで就職を出来た一つの要因だったんじゃないかなと思います。
専門スキル
繰り返しになりますが、大学名よりも学部が重要です。
何故なら企業は即戦力を求めているからです。
過去記事でも言及していますが、就職に強い専攻は下記の通りです。
www.yuto-malaysia.com
・会計学(Accounting)→文系向け
・IT系(Computer science)→理系向け
つまり、シンガポール就職において必要なのは"英語力+専門スキル"だという事です。
その他の条件
「必須ではないけど、あった方がよりスムーズに就職できるかも」
といった条件は、下記の二つ。
社会人経験
海外大学って、インターンが必須科目なんです。
大体3〜6ヶ月間、企業で職業体験をするイメージですね。
他にも、高校卒業後、すぐに進学せずにアルバイトやボランティア活動をして自分のやりたい事を探す「ギャップイヤー」という概念が存在します。
インターンやギャップイヤーで社会経験を積んだ方が、企業から評価される訳ですね。
これは余談ですが、シンガポールでは徴兵制度があるので、大学生の年齢や新卒社員の年齢はバラバラだそうです。
現地のコネ
これは相当ムズイですが、現地の企業からオファーを貰って就労ビザを取得する方法もあります。
現地の優秀な生徒は、インターン先の企業からオファーをもらうケースも結構あるっぽいです。
ただ、これは現地の学校に留学しないとなかなか厳しそうです。
気になる給料
友人は、ホテルマネージャーとして就職していました。
初任給は4000ドル(約31.7万円)だったそうです。
超高給取りですね…
ただ、シンガポールは物価が高いので、その分出費も凄かったそうです。
ちなみに、2019年現在、シンガポールの大卒者の平均初任給は
3,400ドル(約27.5万円)。
日本の大卒者の平均初任給が19.5万円なので、日本より好待遇だという事が分かります。
シンガポール就職までのプランを練ってみた
最後に、完全に個人の考察ではありますが、
日本人がシンガポール就職する場合、最もコスパの良いプランを練ってみました。
結論は、マレーシアに正規留学をすれば良いんじゃないですかね。
「えっ、シンガポール留学じゃないの?」と突っ込まれそうですが、
学費が高過ぎてあんまりコスパ良くないです。
マレーシアとシンガポールの年間学費を比較してみましょう。
シンガポール:年200万円前後
マレーシア:年100万円前後
僕の友人は、マレーシアの大学卒でシンガポール就職出来ています。
言わずもがな、マレーシア留学の方が学費は半分以上安いので、コスパが良い訳です。
もちろん、時代によって就労ビザの条件等は変わってきますが、マレーシア留学後にシンガポール就職するのは十分可能だと個人的には思います。
…若干話が脱線してしまいましたが、まとめます。
シンガポール就職はめちゃくちゃ敷居が高い感じでは無さそうです。
しっかり情報を収集し、入念に準備をすれば、我々のような外国人でも就職は出来そうですね。
また新しいシンガポール情報が入り次第、更新していきます。
それでは。
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